メーカー事業

小型デシカント除湿機 EJ-DRY

空調ソリューション機器

室内・天井および床下・階下の結露を抑え・カビの発生を防止

スーパー・食品工場等で結露・カビのお悩みはありませんか?

  • 冷ケースまわりや、天井・壁・ガラスに結露が発生する。
  • 売り場やバックヤードの天井・壁にカビが発生した。
  • カビの生えた天井の張替えや、塗装にコストがかかる。
  • 原因が解消されていないので、カビが再発している。
  • カビによる風邪やアレルギー・皮膚炎等、店内の健康被害の発生が心配だ。

こういったお悩みにEJ-DRYの導入がオススメです。

特長

システム図
システム図

省スペース

室外機要らずの省スペースオールインワン
機器の中にローターとコンプレッサーを内蔵しているため、天井隠ぺい型で省スペース。エアコンのように室外機の設置が必要ありません。
冷媒配管工事等が不要で、排熱を素材の乾燥・再生等に利用し、ヒートアイランドの負荷軽減に寄与します。

高効率な除湿

店内が冷えすぎない
一般的な除湿機(冷却除湿)では、除湿を行うために空気の温度をぐっと下げる必要があります。EJ-DRYデシカント素材は、常温でも吸着能力の高い、優れた低温再生特性のあるデシカント材料(高分子吸着剤)を使用したデシカントローターを使用しています。


そのため、空気を冷やしづらい春・秋にも、デシカント素材は高い除湿能力を発揮し、一年を通して、さらりと心地のよい店内環境を保持します。高温低湿な快適空気を作り、御客様や従業員に優しい空間の創造に寄与します

除湿機内の空気状態変化
除湿機内の空気状態変化

スーパーマーケットへの適用例

通常の除湿システム

天井内設置のデシカント除湿機から高温低温度の空気を給気することによって冷凍冷蔵ケース周りの湿度を下げ結露を防止します。除湿された天井に分散配置された吸気口から天井裏に戻り、天井内の温度も下げ、天井裏結露の防止にも効果を発揮します。
上部から給気される空気は比較的高温であるため、冷ケース周りのコールドアイルの緩和にも寄与します。

通常の除湿システム図

2重床を利用した除湿空調システム

特許出願中

商業施設の中間階にスーパーマーケットがあり、階下への結露を防止するために2重床内にデシカント除湿器の低温空気を給気したケースです。
2重床内に除湿空気を満たすことにより床スラブ表面・裏面で結露を防止します。
床吹出口は床「パネルに開口を開けたパネルを移動することによって容易に冷ケースレイアウトの変更に対応可能です。

2重床を利用した除湿空調システム図

ノズル型吹出口を利用した除湿空調システム

冷凍ショーケースがアイランド配置の場合、ダクトを天井から降ろすことは美観上難しいため、温かいウ低湿度の
デシカント除湿器からの空気を天井のノズルから吹出し、ショーケースの内臓ファンにより結露しやすいショーケース下部へ誘導するシステムです。
下部からの空気は通路へ拡散しコールドアイルの緩和に寄与します。

仕様

製品名・型式

製品名デシカント除湿機
型式JU10-J2

本体

項目仕様
外形寸法W1620×D1190×H460mm
重量250kg
電源3φ AC200V 50/60Hz
定格消費電力3,000 / 3,900W
除湿量5.29 / 5.89kg/h
風量1,000 / 1,140㎥/h(機外静圧 200Pa)
除湿機本体仕様(50/60Hz)

構成装置

項目仕様
送風機形態:多翼ファン 定格出力 0.75kW
電源:定格:3φ AC200V 50/60Hz
圧縮機形態:スクロールコンプレッサ 定格出力 2.2kW
電源:定格:3φ AC200V 50/60Hz
冷媒:R410A 1.8kg
構成装置仕様
稼働吸込み温湿度条件吸込み温度10℃から40℃まで機器の運転が可能です。
外気処理を行っていない空気を直接処理できます。
モード切替デシカント運転を行わず、天井部の温かい空気を下部へ移動させる送風運転モードと吸い込んだ空気を除湿し、加温するデシカントモードがあります。
冬期など結露の可能性が低い場合は送風モードとし、省エネルギーを図ることができます。
制御方法コントローラによるON-OFF、送風/デシカントモード切替
ヒューミディスタットによるデシカントモード時コンプレッサON-OFF制御
タイマー制御(オプション)週間タイマー(曜日、時刻による運転/停止)
カレンダタイマー(年間での送風/デシカントモードの切り替え)
外部信号出力:一括警報
入力:ヒューミディスタット用ON-OFF信号

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