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膜分離活性汚泥法

水処理装置・機器 / 排水処理

膜分離活性汚泥法

高濃度活性汚泥と膜分離のハイブリッドシステム

固液分離が確実に行える という膜の特性を生かして、高濃度に保持した活性汚泥と膜分離ユニットを組み合わせた処理システムです。

特長

維持管理が容易

活性汚泥を膜で分離するため活性汚泥の沈降不良・流出などのトラブルがなく、運転管理が容易になります。

膜処理水の再利用が可能

BOD、SS、窒素、リン及び大腸菌群の高効率除去が可能となり、衛生的かつ透明度の高い処理水が得られます。 また、処理水の中水利用が可能となります。

省スペース化が可能

MLSSを高濃度に維持できるため、ばっ気槽の容積が小さくなり、また沈殿槽が不要なため省スペース化が可能です。

既設への対応が可能

原水流入負荷の増大に対して既設水槽に膜分離ユニットを設置することにより処理能力の増加が可能になります。

膜ユニット設置例
膜ユニット設置例
活性汚泥と膜分離後の処理水
活性汚泥と膜分離後の処理水

構造

膜ユニットの構造

膜ユニットは、ろ板の両側に膜シートを貼った膜カートリッジ、その内側から処理水を抜き出すチューブと集合管、多枚数の膜カートリッジを収納する膜ケースおよび下部の散気管と散気ケースで構成されています。

膜カートリッジの構造

膜カートリッジの両面に貼られている膜シートは、塩化ポリエチレンを原料とした公称孔径0.4μm(平均孔径0.2μm)の微多孔性膜です。処理水はノズルから吸引されます。

※液中膜は(株)クボタの商標です。

構造

用途

各種 排水処理設備

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